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スピリチュアルカウンセラーMEIKO・ 愛と光のスピリチュアルブログ

スピリチュアルカウンセラーMEIKOがあなたの魂を愛と光で包みこみ。 ヒーリングアート、フォト、ポエムでお心を癒し天上界からあなたにぴったりのエンジェルメッセージを降ろします。 あなたのお心が愛と光りに包まれて癒され満たされますように。
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(愛しき賢一さんに捧げます)5
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。

(愛しき賢一さんに捧げます)5


Mさんのお母さんの病院にしばらく通う事になりました。

2日目も往復6時間、車を運転してヒーリングにいきました。

Mさんも喜んでくれました。

お母様も、顔色もよく、意識は戻りませんが心なしか、はきが感じられます。

そして、3日目私は朝の瞑想をしました。

すると、私のガーディアンエンジェル(守護霊)から、メッセージが降りました。

「このまま、ヒーリングに通っても同じです。いずれ、あなたの優しさが踏みにじられます。延命はされますが、きりがありません。ご家族に本当のことを話して、それでもお願いされたらヒーリングに通えばいいです。あなたが手を離せば、一週間の命です。」

私は、「何故?踏みにじられるのかしら?お姉様も喜んで下さっているのに?」と思いました。

3日目は病院に行かず、直接、Mさん宅に行き本当のことを話しました。

「お話があります。お母様の件ですが、本当のことを話してもよいですか?」

「はい、なにでしょうか?」

「実は、今の状態では延命をしているだけです。現状維持が続きます。それでもヒーリングを続けられますか?」

「先生、元気になる確率はないのですか?」

「ゼロではありません。世の中には奇跡もあります。」

「先生、続けて欲しいです。奇跡に思いを託します。」

「病院の先生はどのように話されてますか?」

「はい、もう、命は無いはずなのに不思議だと言われました。」

ご家族の思いは一日でも永生きを望まれています。

「先生、ゼロではないですよネ?」

私は、知的に少し遅れているMさんが、かわいそうでした。

「はい、ゼロではないですが、元気になられるのは難しいですネ。」と言いました。

優しさで、ご家族を傷つけないように言葉を選びながら話しました。

すると、突然、お姉様が田舎ですから、土間の所にある台所にいかれ、何か料理をされました。

私は、靴を履き「お姉さん、まだ、気を落とさないでください。ゼロではないのですから。」と背中を撫でながら優しく語りかけました。

すると、突然、振り向き、私に包丁を向けたまま、大きな声で。

「なんだよ!!その言葉が嫌なんだよ!、ゼロではない?その言葉に期待するじゃあ無いか!」と、おしとやかで、美人なお姉様が豹変され、私を罵倒されました。

私はその形相をみた瞬間、包丁で刺される。と思いました。

胸がバクバクしました。玄関の場所を確認しました。
逃げられない場所にありました。「刺されるかも知れない。」

でも、心の底で、「それなら、それでしかたがない!」と腹をくくりました。

私は、ただ、知的に遅れていらっしゃるMさんが、不憫で、お母様がお亡くなりになられたら、一人暮らしになられるし、私の出来る精一杯をさせて頂きたかっただけでした。

欲も徳もなく、ただ、純粋に人様を救いたいだけでした。

スピリチュアルカウンセラーは、オーラを観たり、過去世を観たり、天使を見たり・・・
そんな単純な仕事ではありません。

私の心の底に沸き上がってくる、悲しみさを抑えることができませんでした。

「分かりました。もう、帰ります・・・」

私は、そのまま玄関に向かい、自分の車に乗り込みました。

泣きそうな気持ちと、残念な思いが交錯していました。

車のエンジンをかけた時、「先生、先生!待って下さい。」
Mさんが、走ってこられました。

「先生、姉は分かっていないんです。先生、私は先生の話は分かりますから。」一生懸命に話されるMさん。

「大丈夫、大丈夫ですよ。怒っていませんから。私の説明が足りなかっただけですから、大丈夫ですよ。」

「先生、すみません。また、伺います。」

私は、複雑な気持ちで車を走らせました。


                       「つづく」



それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。
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(愛しき賢一さんに捧げます)4
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。

(愛しき賢一さんに捧げます)4

Mさんのお母様が入院されてい病室に行きました。

桜島が目前に見える場所に、病院がありました。

末期がん、昏睡状態。

点滴、バルン、心電図たくさんの医療器具で繋がれた、お母様の姿に、胸が痛みました。
生前お会いしていました私は、「先生、Mをお願いしますネ。私の病気も治して下さいネ。お願いします。お願いします。」と手を合わせて私に話されたことを思いだし、泣けてきました。

「お母さん、大丈夫ですか?分かりますか?来ましたよ!」

耳元で話しかけましたが、意識の無いお母様は、ただ、目を閉じていらっしゃいました。

「先生、母は、もう、意識がないのです。」

Mさんが、ポソリと私の肩越しに話しかけます。

私は心の中で「わかっているし・・・」と思いました。

早速、ヒーリングを始めました。

生命エネルギーを宇宙からもらい、私をパイプとして患者さんに注ぎ込みます。

私は、お母様の点滴をしていない手を握ります。

意識の無い手は力も無く、ぐったりしています。

顔は蒼白、口は半開き。

心の中で「この方が癒されますように、どうぞ、力を下さい。命を下さい。」と祈りながら約1時間、ヒーリングをしました。

もちろん、私自身の生命エネルギーも患者さんに入っていきます。

患者さんの顔色がピンク色になりました。

「もう、そろそろ終わりにしよう。」と思い、手を離そうとしました。

すると、患者さんの手が私の手をギュウと握られました。

「えっ!Mさん、お母様が手を握られましたよ!」驚きました。

「えっ!本当ですか?そんなことはないはずです。」

「お母様、もう1度握って下さい、分かるのですか?」

すると、再度、ギュウと握り返されました。

宇宙のエネルギーが注がれて、プラナが体内をまわり、神経細胞が脳の指令に従うことができたのでしょう。

お母様は意識は無くても魂の力は存続されいて、私にサインを送られたのでしょう。

さすがに、場所が病院です、他の霊体も私のエーテル体に入って来て、身体がきつくなりました。

3時間かかる道を帰らないといけないので、もう、引き上げることにしました。

「お母様、また、明日、伺いますから、頑張ってくださいネ。」耳元で話しかけました。

桜島を、左手に海岸沿いを車で走ります。

水かさが道路近くまで、上がってきています。

ジブリの「崖の上のポニョ」の映像のように、すごい迫力のある道路。

桜島は今にも、爆発しそうな勢い、現世を離れて、映像の世界に居るかのような気持ちになりました。
ヒーリングを終えた私は、肉体は疲れていましたが、魂は爽やかで満足して、帰りました。

まさしく、命がけのヒーリング。(かっこいい・・・!)

「明日もがんばろう!!」と思い車を走らせました。

                   「つづく」


それでは、次回。
あなたが愛と光りに包まれますように。
(愛しき賢一さんに捧げます)3
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。

(愛しき賢一さんに捧げます)3

Mさんは、だまされても、だまされても、同じ事を繰り返されます。

ある日「どうして、私の所にいらっしゃるのですか?」と聞いてみました。

「先生は、優しい人ですし、先生の言われる事は、信用がおけます。」と答えました。

「他にも、素晴らしい先生がいらっしゃるはずです。」

「いえ、先生がいいのです。」

そんな会話を何回したでしょうか?

私は、Mさんが、人にだまされたりするのが、本当に嫌でした。

なんとかしてあげたいのに、だまされるMさんに「なんで、私の所にこられるのかしら?」と毎回思うことでした。

ある日Mさんから電話がありました。

「先生、母が危篤です、助けて下さい。」

「まあ、大変、一応、祈願します。」

「先生、今から伺ってもいいですか?」

「はい、お越し下さい。」

Mさんの自宅は、私の家から片道3時間かかります。
軽トラックでいらっしやいます。

3時間後いらした、Mさんは憔悴して、げっそりなっていらっしゃいました。

「先生、母は良くなりませんか?」

私は、Mさんのお母様のご様子をリーディングしてみました。

すると、余命わずかでした。

ヒーリングをするとしばらくは延命されると、でました。

そのことをMさんに話しました。

「先生、一日でも永生きさせてください。」涙ながらに話されるMさん。

少し、知的に遅れていらっしゃるMさん、かわいそうで、不憫でしかたがありません。

「分かりました。明日から、お母様の病院にヒーリングに伺います。」

Mさんは、また、軽自動車で片道3時間かかる道を帰っていかれました。

スピリチュアルなことをする人は、病院など霊体の集まる所は苦手です。
ましては、往復6時間かかる場所です。

しかし、Mさんの不憫な姿が目に浮かびます。

「これが、私の仕事、求められたら、やれる事はやらなければ!」と強く思いました。


           「つづく」


それでは、次回。
あなたが愛と光りに包まれますように。
(愛しき賢一さんに捧げます)2
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。

(愛しき賢一さんに捧げます)2


私が、高野山に行き、加持祈祷の認定を頂き、(もちろんスピリチュアル活動も同時進行)仕事をするようになってから、霊的に大変な人が相談にこられるようになりました。

もちろん生死に関わる相談事もきます。

スピリチュアルは、優しく、軽いエネルギーですから、相談事も軽い相談でした。

しかし、霊的なことなど、重たいエネルギーの相談事は、精神的、肉体的、魂的に強化しなければ、全て、自分が背負うことになりますので、仕事内容もリアルでした。

数年前から私の所に相談に通われる60代の男性がいました。

その方は、少しだけ、知的に遅れていらっしゃる方です。
しかし、純粋で、魂のきれいな人。

その方は、色々な人にだまされて、お金をたくさん使われるのです。

高価な物を買わされたり、たくさんの宗教の組織の方にだまされたりしていました。

私の所に相談にこられても、すぐ、人にだまされて、別のところにいかれ、お金を奪われる、こんな事の繰り返しをされていました。

私は、「Mさん、人にだまされてはいけませんよ。お金をたくさん請求する人に近寄ってはいけ
ませんよ。」と、いつも注意をしていましたが、半年スパンで、「先生には、大変お世話になりましたが、別の所にいきます。」とわざわざ、私にお礼を言われて、新しい先生の所に行かれるのです。

わたしは、始めは驚いたり、残念な思いを持ちましたが、しばらくすると、「先生、だまされました。」と、また、戻っていらっしゃるのです。

そんな事を、何回も繰り返しされると、私も免疫力ができて「私は、全然かまわないですが、くれぐれも、お金をたくさん取られてはいけませんよ。」と注意するのが、お決まり文句になりました。

そして、半年後「先生、また、だまされました。今度は200万円、取られました。」

「だから、注意したでしょう!なんで、そんなことしたのですか?」

「でも、仕方ないです、もういいです。」

そして、また、私の所に戻ってこられます。

私は、少し知的に遅れているMさんをだますことは、簡単だと思われる先生方がいらっしゃるのに、落胆する日々が続きました。


        「つづく」



それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。
(愛しき賢一さんに捧げます)1
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。


(愛しき賢一さんに捧げます。)1

私はスピリチュアルカウンセラーの仕事をしていますが、最初は霊的に弱い私は、人様のセッションをしても、相手のエネルギーに負けて体調を壊したりしていました。

それでも、心の深い部分では「ひと救いをしたい。」とまるで使命感のように思っていました。

私は、スピリチュアル系が大好きで、天使や妖精、はたまた天上界のエネルギーが大好きでした。

しかし、この世の中はそんなに軽く爽やかなエネルギーだけではありません。

低い霊界の霊体に憑依されている方もたくさんいらっしゃいます。

そんな方のセッションを受けたりしますと、相手に憑依された霊体が、私のエーテル体に侵入してきたりします。
すると、吐き気、頭痛、倦怠感などネガティブなエネルギー体験をしてしまいます。

私は普通に働き、普通の人と結婚をしました。

そして、結婚して子供を産んでから、自分のお店を開きました。(小物屋さん)

お店には、何故か、悩みを持った方がこられて、自然に「よろずや相談所」のようになりました。
もちろん、無料です。
お店のお客様のたまり場。

「これでは、商売にならない。」と思いました。
それでも、お客様の邪気を受けて具合が悪くなります。

それも、今、考えますと守護霊の導きだったと思います。

私は、自分が霊的に強くなる為に、霊的修行をしました。
滝行、水行、護摩たき、写経、読経、神社参りなどをしました。
すると、かなり霊的に強くなりました。

もちろん、そんな行をすれば霊眼が開けて、益々、様々なものが見えたりしました。
昔から見えてはいましたが、なお一層、鮮明に感じることが出来るようになりました。

そして、ついに高野山に行き、「加持祈祷」の認定までもらってきました。
そこまでいきますと、かなり霊的に強くなります。

以前は、天上界のエネルギーでひと救いをさせてもらっていましたが、高野山で霊的に鍛えてからは、霊的な問題を抱えた方がいらっしゃるようになりました。

それから、無我夢中で馬車馬のように働きました。

加持祈祷をしながら、スピリチュアルな活動もしておりました。
ある日、スピリチュアルなイベントに参加した時に、お客様として、あるご夫婦と出逢いました。

背が高く痩せて、色の黒い男性。
背が低く、可愛らしい女性。
男性は60代です。
素直で明るいおふたりは、なんとも素敵な感じでした。

その後、お二人は、しばらくしてから、私が加持祈祷をしている自宅まで尋ねていらっしゃいま
した。

気さくなお二人と私は、すぐに打ち解けお友達感覚でおつきあいが始まりました。
男性の名前は「賢一さん」。

この方との出逢いで、一生、忘れられない感動的な体験をするなんて、その時の私は、知る由もありませんでした。
           
                             「つづく」

それでは、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。


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スピリチュアルカウンセラー MEIKO
性別:
女性
自己紹介:
スピリチュアルカウンセラーのMEIKOです。
スピリチュアルカウンセリング、スピリチュアルヒーリング、ヒーリングアート、ヒーリングポエム、ヒーリングフォト、ヒプノセラピー、エンジェルカード、エンジェルメッセージ、アロマタッチ、過去生回帰、など行っております。
あなたに、愛と光の癒しをお届け致します。

本のご紹介小さな天使から愛するあなたへ
小さな天使から愛するあなたへ

このブログの著者スピリチュアルカウンセラーMEIKOが2003年に出版しました。
天使からのメッセージを言葉に託し、慈しみ、許し、愛そして癒しを与えてくれる詩集。

P R
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Material by Quartz