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スピリチュアルカウンセラーMEIKO・ 愛と光のスピリチュアルブログ

スピリチュアルカウンセラーMEIKOがあなたの魂を愛と光で包みこみ。 ヒーリングアート、フォト、ポエムでお心を癒し天上界からあなたにぴったりのエンジェルメッセージを降ろします。 あなたのお心が愛と光りに包まれて癒され満たされますように。
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(ヒットラーの生まれ変わり)7
皆様、お元気ですか?
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。
(ヒットラーの生まれ変わり)7


とても厳しい兄は、私たち弟や妹を、子分のように厳しく指導してくれました。
自衛隊並の根性鍛錬実習とでも呼びたいような。
厳しい、厳しいスパルタ教育の兄は、総司令官。

兄の言う事は『絶対!」でした。

私たち兄弟姉妹の中では世界は兄の為に回っていました。

ちまたではそれを『ドS」と呼ぶのでしょうか?
それに耐える、私たちは『ドM』です。

私の深層心理には、『ドS』と『ドM』があります。

今でも、オレンジ色に輝く夕日のように、温かい心もありますが、岩に叩き付ける波しぶきのような心もあります、きっと、幼い頃の兄によるスパルタ教育の影響をう受けているのかもしれません。(三つ子の魂百までですネ。)

ある日、兄は、炊きたてのご飯を口にたくさん入れました。
「みんな、手を出して、並ぶんだ!」
「YES!! 総司令官様」
皆、敬礼をします。
「手首を出して!」
ひとりづつ手首を出すと、熱いご飯の熱風を「はぁー」と吹きかけるのです。
あついたらありません、「あつい!」でも、耐えます。
こんなことが日常茶飯です。
で、私たちはドMになってしまったのです。

それから、数年後、兄は中学生になりました。

やってきました、反抗期!!

総司令官の反抗期です。

子供の頃より遥かに、恐ろしく、私たちは、ビビリの毎日。
妹と「こわいネ〜」「こわいよ〜」とヒソヒソ話をする毎日です。

大型台風が吹き荒れるかのような、総司令官の反抗期。

昔は中学生は全員、丸坊主です。

「あへ〜、ヤクザの組長!!」

坊主頭の青光りが鋭く、それを見た私たちの身体は、硬直します。

そんな時代も過ぎ去り、兄が社会人になり、そうです、兄が大人になりました。

父親の跡継ぎの「散髪屋」
東京に修行にいきます。

私も東京に就職しました。

兄が電話をしてきます。

「メイコちゃん、元気か?」

「何?どうしたの?」

「別に。」

たわいもない会話で電話が切れます。

そんなことが数回あり、ある日、そのわけが分かりました。

兄は、麻雀をしていて、私と話をした日は、必ず勝っていたらしく、「勝利の女神様」などと、話していました。

そんな話を兄から聞いた私は、「本当かな?」と思いました。      

その後、私はジュースを買いに行ました。

ルーレットで当たりが出て、もう1本ジュースがもらえる自動販売機でしたが、その夜、ラッキーなことに何度もルーレットに当たりが出て、8本くらいジュースをただでもらえました。

兄のアパートに遊びに行っていましたので、両手いっぱいにジュースを抱えた私を見て、兄は「だから、お前は運がいいのだよ!」と興奮していました。

数年してから、田舎に帰郷した兄は、都会で苦労したのでしょう。
まるで別人28号みたいに、穏やかに丸い性格になっていました。

私が幼い頃は、兄はまるでヒットラーの生まれ変わりではないか?と疑う様な人格でしたが、人は変わるものです。

今では、仏様のように穏やかで、優しくて、他人の悪口はけして言わない、温厚なおじさんになりました。

私は、そんな兄が大好きです。

私が疲れたら、兄の顔を見に行きたくなるくらい、温厚な人間に変貌しました。

しかし、今でも丸坊主の男を見ると、腹の底から、かすかに「恐怖心」が湧き出てくるのは、何故でしょうか?

『YES!総司令官さま!!」

               「おしまい」



それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。
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(観音様のような人)
皆様、お元気ですか?
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。

(観音様のような人)

私がまだ、若い頃、人生の試練に遭遇していました。

その時に相談に乗ってくださった、K先生に初めてお会いした時に「観音様だ!」と驚きました。
優しくて、温かくて、許しが深くて、「この世にこんな人が存在するのだろうか?」と思いました。

もうお亡くなりになられましたが、その方は、真理の学びもかなり秀でていらして、私はその方に導かれて真理の学びをさせて頂きました。

若い頃に、このように素晴らしい方に出逢えたことで、私の人生が大きく変わりました。
「尊敬、敬い、信頼、愛、許し」このようなエネルギーの方でした。

私は、その方を『人生の心の師」として私の人生の道しるべ的存在にさせて頂きました。

この方との出逢いが無ければ、今頃、私はどうなっていたでしょう・・・。

私は、この方を魂のモデルとしてきました。

まだ、人間としての魂の原型が出来ていない時に出逢い、先生の生き方を模倣してきました。

「どんな方でも受け入れて、優しく相談に乗る。」
これが、K先生の方針でした。

*(このブログで「私がスピリチャルカウンセラーになるまで」のエッセイ21〜26までに、K先生のことを書いていますので、是非読んでみて下さい。)


私も、同じように大切にされ、愛でていただきました。
あの感覚は、生涯忘れません。

人生に『師』として、自分にとって『絶対的存在』がいるか?いないかで?大きく人生や生き方が変化してきます。

『師』に対する尊厳があるから、人生をきちんと生きる。

心の中に『師』が常にいらして、この『師』を裏切るような生き方はしない。
など、自分のエゴのブレーキにもなります。

心の『師』がいなければ、先祖でも、親でも、上司でも、自分より低い存在扱いにして、バカにしたり、粗末に扱ったりします。


現実にそんな方がいらっしゃいます。

今でも、私よりもかなり年下ですが、タメ語(敬語を使わない)で相談をされる方がたくさんいらっしゃいます。

また、同じように、目上を粗末にされる方もいらっしゃいます。

こんな体験談があります。

ある人の子供さんが、幼稚園なのに、非行化して、先生やお友達に暴力や暴言を吐き、問題児として扱われています。

その子供は、幼い頃から、夫婦喧嘩で暴力を見て育ちました。

「殺す」「死ね」「出て行け」「離婚」こんな悪魔の言葉を浴びせられた子供達。

やがて、その子は、外側にそのストレスを吐き出します。

お姉さんは、内側にそのストレスを吐き出し、まだ、幼稚園の頃「わたしは、しにたい。」など自殺をほのめかしました。

その子達の心に「破壊」の種を植え付けたのが、その子達の両親です。

その両親が、目上に対する尊厳や尊敬の心があれば、子供の前では、決して暴力を見せる事はありませんが、『自分を反省するどころか、悪いのは全部外側』このような感覚の人です。

注意されても「何かしましたか?」と反省より、とぼける、あるいは逆切れ。

こんな方には、誰も注意をしなくなります。

子供達が可哀想ですが、そのような両親を選んで生まれて来ているので、何らかの「カルマ」が動いているのでしょう。

その両親は離婚されましたが、その子の母親は親や子供に隠れて、連絡したりします。

親や子供を裏切り、元旦那に甘える。

残念なことです。

子供のことより、「自分の女」の部分の衝動で動いているのでしょう。

色情因縁をお持ちの方は、子供がありながら、「女」を出し、その結果、子供が同じように、色情の仕事などにつき、子供を妊娠して堕胎します。

つまり「色情の負の連鎖反応」が起きるのです。

「死にたい。」と話した子供の母親も堕胎をたくさんされています。

つまり、親が水子をたくさん作る。

その水子が、生まれた子供に嫉妬して、その子を非行、自殺、鬱に導くことになります。

私の相談者にも、そんな方はたくさんいらっしゃいます。

もちろん、水子がこの世から未練を断ち切り、供養されれば、このような現象もおさまるでしょう。

また、親が素直になり、先祖、親、目上を敬い感謝できれば、このような現象は、軽減されます。

しかし、それができない場合は、本当に残念ですが、子供が親の因縁を背負い、人生を苦しむ為に生まれてきたかように不幸な結果になります。

いくら、私がスピリチャルカウンセラーでありましても、本人の魂が目覚めなければ、入り込むことはできません。

もしも、入り込みアドバイスをしても、その方の欲情のエネルギーを抑えることはできませんし、その方のカルマに、無許可で入り込んでもいけません。

私に出来る事は、この母親が、一日も早く、本来の母親の心を取り戻し、人として成長を遂げ、子供達に愛や優しさを心から与えられる人間になれるように陰ながらお祈り致します。

私は、K先生に出逢い、いつも「子供を大切にしなさいよ。子供は宝ですよ。」といわれていましたので、今でも、大人になった子供を過保護に育てています。(反省です・・。)

生き方の結果は今、すぐにはでてきません。
何年、何十年たってから、カルマが出てきます。

子供を粗末にしたり、親や目上を粗末にしたら、年を取ってから、自分がして来た事が、回りまわって、全て返ってきます。

それが「因果応報」です。

子供を粗末にされる方は、本当に母親、愛のエネルギーが不足していらっしゃるのでしょう。

そんな方は、人生の師に出逢うことがなかったかもしれません。
また、出逢っても自分が一番!気質の人は師的存在に気がつかれないかもしれませんネ。

女よりも母親のエネルギーが強い人の方が、私は遥かに魅力を感じます。

きれいな人より優しい人。
賢い人より温かい人。
美人より笑顔の似合う人。
強情な人より素直な人。
出来る人より愛ふかい人。

私が男性ならば、このように『観音様のような人』に魅力を感じるでしょう。そして、こんな女性を傍に置くでしょう。

どうぞ、このエッセイが皆様の女性性の活性化につながり、あなたの傍に存在される方が、観音様の愛に包まれ、地球がほっこりとしたらいいなァ〜と思います。

それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。
(破壊と再生)
皆様、お元気ですか?
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。
(破壊と再生)


今、破壊と再生の繰り返しが頻繁に起きています。

私のまわりも、また、私自身も同じ様なことが起きています。

魂がやりたかった事をやり、満足すると破壊してしまいます。

魂の進化が斜め螺旋状にシフトしていきますが、その段階で本来なら生まれ変わって体験するこ

とを、いまは一代の命で体験します。
                      『つづく』


それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。


おやすみなさい。

また、明日。
(ヒットラーの生まれ変わり)5
皆様、お元気ですか?
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。
(ヒットラーの生まれ変わり)5

私が住んでいる田舎には映画館がありませんでした。
隣の町にはありましたが、車かバスでいかなければいけません。

子供時代、私は映画館に行った記憶がありません。

そんな田舎に、小学校の体育館で出張映画がありました。

夜に始まります。

私の家は、小学校の近くでしたので、兄弟姉妹で歩いていきました。
どんな映画だったのか覚えていませんでしたが、とにかく眠くて、眠くて仕方がありませんでした。

うっすらと記憶にあるのは洋画だったような気がします。

私は、いつの間にか映画を観ながらコックリ、コックリしました。
すると兄が「メイコ、こっちにきなさい。」と言いました。

ギクリ!!

「私は何か悪い事でもしたかな?」と思いました。

しかし、兄は疲れて寝ぼけている私が可哀想で、自分の膝の中に抱きかかえてくれたのです。

総司令官のお膝の中にいる私は、少しだけ恐縮して、怖くなりました。

周りのおばちゃん達が、「あら〜妹思いの優しいお兄ちゃんね。」と褒めていましたが、私は、何故だか、身体が異常に固くなっていました。

「こわいな〜、ねむいな〜。」どうも違和感があります。

そのうちに、兄の膝の中で爆睡していました。

気がつくと布団の中でした。

兄がおんぶして帰ってくれたのです。

そうなんです!

実は、兄は本来、優しくて親切な人なのです。

それから、大人になった今でも、何故か?洋画を観ると、必ずコックリ、コックリする癖がついてしまったのです。

『ロード・オブ・ザ・リング』をご存知でしょうか?

ホビット族の男の子達が冒険をする洋画です。

私はその映画をDVDで何十回も観ましたが、1度も最後まで観たことはありません。
必ず、途中で寝てしまうのです。

そして、またDVDを借りてきて、観ると初めて見る場面が多いことに驚きます。

そんな自分にガッカリして、子供達からもバカにされますが、私はプラス思考。

今では、洋画は私の睡眠誘導剤として活用しています。

心地よい眠りに誘ってくれる、洋画に感謝しています。

            「つづく」


それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。


今日はお疲れさまでした。

おやすみなさい。

また、明日。
(ヒットラーの生まれ変わり)4
皆様、お元気ですか?
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。

(ヒットラーの生まれ変わり)4

兄と私は4歳ちがい。

兄は、強くて賢い。

私は弱くて、意気地なし。

兄弟姉妹は4人。

いつも、いつも4人で遊びます。

兄は総司令官、私たちは部下。

兄弟姉妹の中で、暗黙の了解。

母は料理が得意で、父に酒のつまみを作ります。

父も母も仕事をしています。

子供達はお腹が空いています。

総司令官の兄が指示を出します。

「おとうちゃんの、つまみを少しづつ食べよう。まず、お兄ちゃんから食べるから、その後、みんな、一口づつ食べるように!」

「はい!!」

兄が、父の酒のつまみを一口食べ、その後に二番目の兄が食べ、その次に私が食べ、そして妹がつまみ食いをします。

さすがに4人、兄弟姉妹が食べると、父のお皿には、わずかばかりの酒のつまみしかありません。

父が先きに仕事をあがり、食卓につきます。
「あれ?おかしいなぁ〜?」と不思議な顔をしていますが、私たち兄弟姉妹は知らん顔をしています。

そんな事が繰り返される毎日。

ある日、兄弟姉妹が父の酒のつまみを取り巻いて、一人づつ、つまみ食いをしていた時に、母が
ドアを開けて入ってきました。

子供達はあわてて、食卓を離れます。

まるで、蟻の子が散らばるように。

そこに取り残された、父の酒のつまみは、無惨にもわずかばかりになっています。

「こら!あなたたち何をしているの!」
兄弟姉妹は、激怒した母に怒られました。

その夜、母が父に謝っていました。
「おとうちゃん、ごめんなさいね、まさか、子供達が酒のつまみを食べていたなんて、知らなくて。」

「あ〜、いいよ。でも、おかしいな?俺の稼ぎが悪いから、つまみがすくなくなったのかな〜?と思っていたよ。」

「そんなことはないわよ。」

母が父に謝っていました。

子供達の秘密の楽しみは、その日からなくなりました。

                「つづく」


それでは、皆様、次回。
あなたが愛と光りに包まれますように。
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スピリチュアルカウンセラー MEIKO
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自己紹介:
スピリチュアルカウンセラーのMEIKOです。
スピリチュアルカウンセリング、スピリチュアルヒーリング、ヒーリングアート、ヒーリングポエム、ヒーリングフォト、ヒプノセラピー、エンジェルカード、エンジェルメッセージ、アロマタッチ、過去生回帰、など行っております。
あなたに、愛と光の癒しをお届け致します。

本のご紹介小さな天使から愛するあなたへ
小さな天使から愛するあなたへ

このブログの著者スピリチュアルカウンセラーMEIKOが2003年に出版しました。
天使からのメッセージを言葉に託し、慈しみ、許し、愛そして癒しを与えてくれる詩集。

P R
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Material by Quartz