2020/09/13 (Sun) （命の価値） Category ヒーリングポエム

皆様、おはようございます。
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

昨日片道４時間かかる神社にお参りに行きました。
出発が遅くなり、帰る時間が夕方になりました。

薄暗くなった山間の道路は、途中雨が降り少し濡れていました。
車のヘッドライトに照らされた道路の中央線の所に、何か小さな物が見えました。
助手席に座っていた私がいち早く気がつき、「ちょっと、車を止めて！」と運転手に言いました。
運転手は気がつきませんでした。
山間の道路の脇に車を止めて、私は後方に走りました。
そこには、まだとても小さな子猫がうずくまっていました。
その場所はトラックや普通車がビュンビュン通るカーブした道路の中央でした。
慌てて抱き上げた子猫は、あまり動きませんでした。
「よく引かれなかったね、よかったね、危なかったね。」私は子猫に話しかけながら車に連れて行きました。
子猫は鳴き声を立てずに身体も冷たい感じでした。
「仕方がないな、こんな山の中に置いておくわけにはいかないな。連れて帰ろう。」そう思い、冷めた身体を温めてあげました。
３時間くらい、私の手の中で静かにしていた子猫は、家に帰ってきても、あまり動けなく、泣きません。
どうやら目が見えない子猫でした。
普通なら、もう目が見える頃なのに、あまり歩かないし、目もどうやら見えません。
だから、道路にうずくまっていれたのです。
しかし、山の中の道路なのに、子猫は臭くもなく、ゴミも泥もなく全然汚れてはいません。

どうやら飼われていた子猫で、障害があり、動けなく目も見えない子猫を飼い主がわざわざ、山道の中央線に置いたばかりの状態のように感じました。
飼い主は「どうせ、生きていてもかわいそうだし、育てられない。」そう、思っての行動でしょうが、あまりにも残酷で胸が苦しくなりました。
たまたま私が車の前方を見ていたので気がつきましたが、そのままにしていたら、車に引かれてもう、子猫の命は亡くなっていたでしょう。

人間の冷酷さと、身勝手さに、怒りや悲しみが出ました。
仕方がない、人間も動物も同じ、『人救い』『猫救い』同じだから、引き受けようと決めました。
今朝も小さなダンボールの中で静かに平和にうずくまった子猫ちゃんが大きくなりますようにと祈りました。

それでは、ポエムを書きます。

『命の価値』

人間の身勝手さは

愛情の裏返しだろうか？

エゴの裏返しだろうか？

もしも、自分の子供に

障害があったとしたら

子猫と同じように

捨ててしまうのですか？

命は小さな虫の命も

人間の命も

同等の価値が

あるのではないのでしょうか？

あなたの命が

同じように

愛情の裏返しと言って

山の中の道に

捨てられて

動けなかったら

どうしますか？

同じ

同じ

　命なのですけど

私は今、目に見えない人間の

行動に

少しばかりの怒りや

　　　　　　　　　　　　　　　　悲しみに包まれています、、、。



それでは、皆様、次回。
あなたが愛と光に包まれますように。