2015/04/05 (Sun) （さり気なく） Category ヒーリングポエム

皆様、お元気ですか？
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

３、４日、仕事で遠出をしましたが、車で高速を走りました。

桜の花が満開になり、風が強くて、開けた窓から桜の花びらが、車内に舞い降りてきます。
とても素敵な現象。

まるで天使が空から、舞い降りてくるように感じました。
小さな花びらは、少し湾曲して、ピンク色でとても可愛らしく感じました。

パーキングエリアに入り、買い物をしました。

外側のお店から美味しそうなニオイがします。
そのニオイを追いかけると、屋台のお兄さんが、汗だくになりながらたこ焼きを焼いていました。

熱々のたこ焼きをコロコロころがして焼いている手元をジーッと見ていました。

「どうしよう〜食べたい〜でも太る〜買おうか、やめるべきか？」

私は、たこ焼き屋さんのお兄さんの手元を見ながら悩んでいました。

トロトロのたこ焼きは私の食欲をそそります。私は我慢出来なくなり、お兄さんに声をかけました。

「お兄さん、ホカホカのたこ焼きひとつくださいな。」
お兄さんは汗だくになり、私の顔を見上げました。

「あ〜、お姉さん、悪いね〜この今焼いているたこ焼きは、あそこのお客さんの注文でね、すまないが、ちょっと時間がかかるよ。それでもいいかい？」


「ガ〜ン！マジですか？」

せっかく決意して買おうとしたたこ焼きが今すぐ手に入らないと思ったら、ガッカリしました。

でも、いい年の私に「お姉さん！」と言ってくれたので、私は、少し嬉しくなり「すごく、おししそうなたこ焼きだったから、是非、食べたくてね〜。」とニッコリしました。

「そうかい、え〜ホカホカのたこ焼きでなかったら、あるけど、できれば、温かいたこ焼きを食べさせたくてね。冷めたのでよければあげるよ。」

「冷めたのでもいいですよ、食べたいので。」

「では、少し温めるから、待っていて。」
電子レンジで温めてソースとマヨネーズをかけ、たこ焼きを渡してくれました。

「おいくらですか？」

「あ〜いいよ、あげるよ。」

「え！！お金いいんですか？」

「あ〜いいよ、あげるよ。風が強いから、運転、気をつけて。」

お兄さんは、がらは悪そうに見えたけど、とても優しい人でした。

私は、ただでもらうのはすごく、嬉しいけど申しわけない気がしたので、「このお店が大繁盛しますように〜！！」と大きな声で言って、ただでたこ焼きをゲットして車に乗り込みました。


お兄さんは相変わらず、汗だくになってたこ焼きを焼きながら「あいよ、ありがとう！」と少し照れながら嬉しそうにしていました。


桜の花びらが、パーキングエリアにも舞い込み、心が解放されました。

もしかしたら、本当に天使が舞い降りて来て、たこ焼き屋さんのお兄さんに入り込み、私を癒してくれたのかもしれないなぁ〜。」と思ってしまいました。

それでは、ポエムを書きます。

『さり気なく』

誠実な人がいい

一生懸命な人がいい

不器用でも

心がある人がいい

その場所が

ほっこりと

明るくなる人がいい

人間は

わるい人ばかりではない

大きなことが出来なくても

さり気なく

愛を表現できる人に

私もなりたい。

それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。