スピリチュアルカウンセラーMEIKO・ 愛と光のスピリチュアルブログ
スピリチュアルカウンセラーMEIKOがあなたの魂を愛と光で包みこみ。
ヒーリングアート、フォト、ポエムでお心を癒し天上界からあなたにぴったりのエンジェルメッセージを降ろします。
あなたのお心が愛と光りに包まれて癒され満たされますように。
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(初めてのラブレター)
Category エッセイ
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーMEIKOです。
エッセイを書きます。
『初めてのラブレター』
最近は、昔のことを思い出します。
学生時代、私は初めてのラブレターをもらいました。
直接、渡されたのではなく、友達つてでもらいました。
私の実家は、「床屋さん」で、商売人でしたので、両親が男女交際には厳しく、「男には気をつけなさい。」と言われていました。
私は、真面目でしたので忠実に親の言葉を守りました。
時々、実家にどこで電話番号を調べたのか、男子から電話がありました。
母が電話に出て「メイコ、男から電話だよ!」とすごく、すごく怖い顔と、口調で私に電話を渡します。
私は全く、男子には興味が無く、何もしていないのに、母が怖い顔で見るなか、電話の応対をしました。
「メイコさんですか?」
「はい!」
「〇〇です。」
「はい!」
「今、何をしていましたか?」
「何もしてません。」
「そうですか?それではまた。」
「はい!ガチャン!」
この様な対応で、1分で終わりました。
母は、耳をロバの耳にして聞いていましたので、その冷酷な対応に満足したのか、ニコニコしていました。
今、思えば「ひどいことをしたなぁ〜。」と思いますが、思いやりよりも母の顔が恐くて、冷たい対応をしてしまいました。
母が「メイコは感心な子供だ。」とほめてくれました。
ある日、別の男子からラブレターをもらいました。
「メイコさん、これを〜。」
封筒を渡されました。
「えっ?あなたからですか?」
私は、ドキドキしました。
「メイコさん、〇〇から頼まれました。読んで下さい。」
「あっ、はい!」
「それじゃ〜。」
頼まれた男子は、しっかり使命を果たして駆け足で、風のように私の目の前から走り去ってしまいました。
ドキドキの私は、怖くて仕方がありませんでした。
そのラブレターは読まずに、スカートのポケットに折り曲げていれました。
昼休みの出来事でしたが、部活が終わっても、初めてのラブレターは、開封されずに私のスカートのポケットに入ったままでした。
気にはなるけど、怖くてあけられなかったのです。
友達に帰宅途中に話しました。
「あのさ、私、ラブレターもらったのだけど、こわくてさ〜」
「なんて書いてあったの?」
「知らない、まだあけてない」
「なんで、ちゃんと読まないと。」
「うん、やっぱり読まないといけないよね?」
「当たり前よ!」
「分かった、読んでみる。」
私たちは、自転車を止めて、草むらにふたりで座り込みました。
ビリビリと封をあけました。
「こわい、こわいよ〜。」
「大丈夫!頑張って!」
「うん!」
男子なのにきれいな大人びた字でした。
少し手が震えました。
「メイコさん、好きです。いつも遠くからあなたのことを見ています。」
「ギョギョ!見ていたのか?こわい〜。」
「僕と付き合ってください。」
「こわい〜。」
本当に、ビビったのです。
今では、男女交際は当たり前かも知れませんが、昔はそれ程ではありませんでしたから。
最後に「僕は、あなたに振られても、アタックにアタックを重ねて、挑戦します。」なんて書いてありました。
私は田舎の純粋な少女。
「イヤだ〜。こわい〜。」
もう、最後まで読み終わる頃は、興奮して友達とふたりでクタクタになっていました。
こんな激しい物を持ってかえれば、母親がなんていうか?
想像するだけで怖くて、私は、初めてのラブレターでしたが、友達もいましたし、大人の女の真似をして、「こんなつまらない物、私には、必要ないわ。」とすかして、、、。
なんと、ビリビリと破ってしまいました。
本当に今、思えばどんな思いで書いてくださったのか?それを思うと申し訳ない気持ちで一杯になります。
しかし、当時の私は、本当に嫌だったのです。
若かりし頃の苦い思いでです。
そして、その男子の顔を翌日、隠れて覗いてみました。
おとなの人みたいな顔をしてました。
タイプではなかったのです。
彼の友達が来ました。
「メイコさん、返事は?」
「ごめんなさい、私は、交際に興味なくて、誰であってもしないのです。」ときちんと断りました。
私の頭の中は「アタックにアタックを重ねて、、。」の文字が浮かびました。
「何回かは、しつこく来るのだろうな〜。」
それっきり、何も言って来ませんでした。
「私も根性無いけど、彼も根性ないな〜。」と少し思ってしまった私でした。
なんてったって、田舎の男子と女子です。
彼も初めて書いたラブレターだったみたいで、断られたショックで、しばらくはふさぎ込んでいたみたいです。
ホッとした気持ちと、ガッカリした気持ちが入り交じり、初めてのラブレター事件は終わりました。
『おしまい』
それでは、皆様、次回。
あなたが愛と光に包まれますように。
スピリチュアルカウンセラーMEIKOです。
エッセイを書きます。
『初めてのラブレター』
最近は、昔のことを思い出します。
学生時代、私は初めてのラブレターをもらいました。
直接、渡されたのではなく、友達つてでもらいました。
私の実家は、「床屋さん」で、商売人でしたので、両親が男女交際には厳しく、「男には気をつけなさい。」と言われていました。
私は、真面目でしたので忠実に親の言葉を守りました。
時々、実家にどこで電話番号を調べたのか、男子から電話がありました。
母が電話に出て「メイコ、男から電話だよ!」とすごく、すごく怖い顔と、口調で私に電話を渡します。
私は全く、男子には興味が無く、何もしていないのに、母が怖い顔で見るなか、電話の応対をしました。
「メイコさんですか?」
「はい!」
「〇〇です。」
「はい!」
「今、何をしていましたか?」
「何もしてません。」
「そうですか?それではまた。」
「はい!ガチャン!」
この様な対応で、1分で終わりました。
母は、耳をロバの耳にして聞いていましたので、その冷酷な対応に満足したのか、ニコニコしていました。
今、思えば「ひどいことをしたなぁ〜。」と思いますが、思いやりよりも母の顔が恐くて、冷たい対応をしてしまいました。
母が「メイコは感心な子供だ。」とほめてくれました。
ある日、別の男子からラブレターをもらいました。
「メイコさん、これを〜。」
封筒を渡されました。
「えっ?あなたからですか?」
私は、ドキドキしました。
「メイコさん、〇〇から頼まれました。読んで下さい。」
「あっ、はい!」
「それじゃ〜。」
頼まれた男子は、しっかり使命を果たして駆け足で、風のように私の目の前から走り去ってしまいました。
ドキドキの私は、怖くて仕方がありませんでした。
そのラブレターは読まずに、スカートのポケットに折り曲げていれました。
昼休みの出来事でしたが、部活が終わっても、初めてのラブレターは、開封されずに私のスカートのポケットに入ったままでした。
気にはなるけど、怖くてあけられなかったのです。
友達に帰宅途中に話しました。
「あのさ、私、ラブレターもらったのだけど、こわくてさ〜」
「なんて書いてあったの?」
「知らない、まだあけてない」
「なんで、ちゃんと読まないと。」
「うん、やっぱり読まないといけないよね?」
「当たり前よ!」
「分かった、読んでみる。」
私たちは、自転車を止めて、草むらにふたりで座り込みました。
ビリビリと封をあけました。
「こわい、こわいよ〜。」
「大丈夫!頑張って!」
「うん!」
男子なのにきれいな大人びた字でした。
少し手が震えました。
「メイコさん、好きです。いつも遠くからあなたのことを見ています。」
「ギョギョ!見ていたのか?こわい〜。」
「僕と付き合ってください。」
「こわい〜。」
本当に、ビビったのです。
今では、男女交際は当たり前かも知れませんが、昔はそれ程ではありませんでしたから。
最後に「僕は、あなたに振られても、アタックにアタックを重ねて、挑戦します。」なんて書いてありました。
私は田舎の純粋な少女。
「イヤだ〜。こわい〜。」
もう、最後まで読み終わる頃は、興奮して友達とふたりでクタクタになっていました。
こんな激しい物を持ってかえれば、母親がなんていうか?
想像するだけで怖くて、私は、初めてのラブレターでしたが、友達もいましたし、大人の女の真似をして、「こんなつまらない物、私には、必要ないわ。」とすかして、、、。
なんと、ビリビリと破ってしまいました。
本当に今、思えばどんな思いで書いてくださったのか?それを思うと申し訳ない気持ちで一杯になります。
しかし、当時の私は、本当に嫌だったのです。
若かりし頃の苦い思いでです。
そして、その男子の顔を翌日、隠れて覗いてみました。
おとなの人みたいな顔をしてました。
タイプではなかったのです。
彼の友達が来ました。
「メイコさん、返事は?」
「ごめんなさい、私は、交際に興味なくて、誰であってもしないのです。」ときちんと断りました。
私の頭の中は「アタックにアタックを重ねて、、。」の文字が浮かびました。
「何回かは、しつこく来るのだろうな〜。」
それっきり、何も言って来ませんでした。
「私も根性無いけど、彼も根性ないな〜。」と少し思ってしまった私でした。
なんてったって、田舎の男子と女子です。
彼も初めて書いたラブレターだったみたいで、断られたショックで、しばらくはふさぎ込んでいたみたいです。
ホッとした気持ちと、ガッカリした気持ちが入り交じり、初めてのラブレター事件は終わりました。
『おしまい』
それでは、皆様、次回。
あなたが愛と光に包まれますように。
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プロフィール
HN:
スピリチュアルカウンセラー MEIKO
性別:
女性
自己紹介:
スピリチュアルカウンセラーのMEIKOです。
スピリチュアルカウンセリング、スピリチュアルヒーリング、ヒーリングアート、ヒーリングポエム、ヒーリングフォト、ヒプノセラピー、エンジェルカード、エンジェルメッセージ、アロマタッチ、過去生回帰、など行っております。
あなたに、愛と光の癒しをお届け致します。
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