スピリチュアルカウンセラーMEIKO・ 愛と光のスピリチュアルブログ
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーのMEIKOです。
エッセイを書きます。
(エスケープ)2
田舎の小学校でE男くんがエスケープ(授業をさぼりました)してから、しばらくして、当時、私のお友達だったM子ちゃんが私の耳元で囁きました。
「メイコ、話があるんだけど。」
M子ちゃんは、やせっぽちで、色が黒く、かなり足が早い女の子でした。
目がパチリとして、可愛らしいけど、性格が男の子のように勇ましい女の子でした。
やせぽっち同士、仲が良く、休み時間によく遊んでいました。
ある日、M子ちゃんが私の耳元で囁きました。
「メイコ、E男はすごいね〜。私たちもエスケープしてみない?」
「エッ!本当に?」
「うん、そう!」
「嫌だよ、先生に怒られるから、怖いし。」
「大丈夫だよ。ねぇ〜しようよ〜。」
M子ちゃんが私をしつこく誘います。
何度も、何度も誘ってきます。
私は強引なM子ちゃんに負けてしまいました。
「わかった。いいよ。」
「よし!やろう。」
私は、泣きたい気持ちと、どうしたらいいのか分からない気持ちと、胸がドキドキと。
しかし、私の心とは裏腹に、女子ふたりのエスケープ会議はドンドン進んで行きます。
「メイコ、まず、いつやるか?決めるよ。いつがいいかな?」
「うん、いつがいいかな?」
「じゃぁ、今日?」
「ゲッ、今日のいつ?」
「うん、午後の授業をエスケープしよう!」
私の心は「え〜ん、やりたくない!嫌だ。嫌だ。」と叫んでいるのに、口から出る言葉は「うん、わかった。」
私は、昔から優柔不断な女だったのです。
私たち、女子二人は緻密な作戦会議に入りました。
「つづく」
それでは、次回。
あなたが愛と光りに包まれますように。
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