2014/11/04 (Tue) （あるが如く） Category エッセイ

皆様、お元気ですか？
スピリチャルカウンセラーMEIKOです。

エッセイを書きます。


『あるが如く』

今朝は、すこぶる寒く、起床時の身体は、コチコチに固まった感じでした。

草花達は朝露に濡れて、なんだかかわいそうな気になりましたが、草花達はそれに耐えるだけの力を備えているから大丈夫だと思い直しました。

私は、秋に生まれました。
コスモスが大好きです。

コスモスは茎は細くて風が吹くと今にも、ポキリと折れそうな真似をして、実はなんともしなやかに風と共に、あちらにフワリ、こちらにフワリとたなびいている姿を見ますと、なんとも自由自在で、軽やかで、そして、どうかするとバラのように華やかな花びらが、人々を魅了する。
庶民的で、人慣れしていて、そんなコスモスの花が、私は大好きです。

また、秋は落ち葉や枯れ葉が、物寂しく情緒的に私たちの心に語りかけます。

冷たい秋風と共に、落ち葉が舞い上がる姿や、枯れ葉が木々の間に身を寄せている姿は、私たちの人生を映し出しているかのようです。

人間は生まれて、老いていくまでに、様々な段階を得ていきます。

そして、肉体はいずれ土に帰依します。

もちろん、自然界で作られた全てのものは、いずれ土に戻ります。

陶芸の作品に魂がこもるのは、作り主の情熱も含まれますが、自然界で出来た土を使うことによ
り、人々を陶酔させるパワーが備わるのかもしれませんね。

虫にかじられた枯れ葉が、最後まで自分の身を他のために使い、満足している姿は、どことなく誇らしげに映ります。

人間は与える事よりも、与えられる事を望みます。

私たちも自然界の摂理のように、あるが如く、自然体で生きていけたならば、常に心清浄な状態でいれるのかもしれませんね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

『あるが如く』

　

　　　　


それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。