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スピリチュアルカウンセラーMEIKO・ 愛と光のスピリチュアルブログ

スピリチュアルカウンセラーMEIKOがあなたの魂を愛と光で包みこみ。 ヒーリングアート、フォト、ポエムでお心を癒し天上界からあなたにぴったりのエンジェルメッセージを降ろします。 あなたのお心が愛と光りに包まれて癒され満たされますように。
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(エスケープ)1
皆様、お元気ですか?
スピリチュアルカウンセラーのMEIKOです。


エッセイを書きます。

『エスケープ』1


小学生の頃、もちろん、田舎ですから、昔の生徒は素直で、純粋な子供が多い中、このブログの「熱血教師」で登場しました、E男くんは、まだ小学生なのに、なんだか反抗的でした。

ある日、授業が始まるのにE男くんが教室に入ってきません。

彼はエスケープをしたのです。

どこに隠れているのか?呼んでも、探しても見つかりません。

昔の記憶で彼がどこにいたのか覚えてはいませんが、田舎の小学校では、衝撃的なことでした。

今は、スピリチュアルカウンセラーをしていますので、なぜ彼はあのような行動を取ったのかは、だいたい検討がつきますが、あの当時は、小学生でしたので、迷惑なだけでした。

私は、実家が「床屋さん」でしたので、ほとんどの子供は、散髪にきていました。

E男くんは、背が低く、痩せていて引っ込み思案で無口でした。

彼も、私の父に散髪をしてもらっていました。

彼が中学生になった頃、父の所に髪の毛を切りにきました。

父は、中学生の彼に「ぼくちゃんは、何年生?」と聞きました。

彼は「3年生です。」と小さな声で答えました。

すると、私に似て父は、おっちょこちょいなところがありまして、「そう〜3年生、大きいネ〜。」と答えました。

彼は、中学3年生だったのに、顔も童顔でしたから、父は小学3年生と勘違いをしていたのです。

彼は、おとなしく、無口でしたので黙って、真っ赤な顔で散髪をされていました。

父が仕事が終わってから、「あの子は、私と同じ歳だよ。」と教えました。

父は「なぜ、早く教えなかったんだ、お父さんは、小学生にしては大きいなぁ〜と思ったんだよ。」と慌てていましたが、後の祭りです。

E男くんは、そんな身体のコンプレックスや家庭の事情で、今で言う「プチ非行少年」だったのです。

しかし、月日は人を癒します。

大人になり同窓会で会うE男くんは、明るい、笑顔で大きな声で話す大人になっていました。
全く、好意はなかったのですが、私は、そんな彼を見ると、「良かったなぁ〜。」と安心して、嬉しくなります。

でも、心の奥底で、何となく、見下してしまうのです。

嫌みとかそんな感じではなく、「あんなに子供の頃、みんなに迷惑をかけたくせに、なんで、あんたがそんなに、明るいのでしょうか?」などと思ってしまうのです。

すぐ「いかん、いかん!」と自分を戒めるのですが、仕方ないです。


       「つづく」


それでは、皆様、次回。

あなたが愛と光りに包まれますように。

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プロフィール
HN:
スピリチュアルカウンセラー MEIKO
性別:
女性
自己紹介:
スピリチュアルカウンセラーのMEIKOです。
スピリチュアルカウンセリング、スピリチュアルヒーリング、ヒーリングアート、ヒーリングポエム、ヒーリングフォト、ヒプノセラピー、エンジェルカード、エンジェルメッセージ、アロマタッチ、過去生回帰、など行っております。
あなたに、愛と光の癒しをお届け致します。

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このブログの著者スピリチュアルカウンセラーMEIKOが2003年に出版しました。
天使からのメッセージを言葉に託し、慈しみ、許し、愛そして癒しを与えてくれる詩集。

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Material by Quartz