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スピリチュアルカウンセラーMEIKO・ 愛と光のスピリチュアルブログ

スピリチュアルカウンセラーMEIKOがあなたの魂を愛と光で包みこみ。 ヒーリングアート、フォト、ポエムでお心を癒し天上界からあなたにぴったりのエンジェルメッセージを降ろします。 あなたのお心が愛と光りに包まれて癒され満たされますように。
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(いいよ、いいよ、大丈夫。)

こんばんは、皆様、今日の1日は、いかがでしたか?

スピリチャルカウンセラーMEIKOです。


今夜は久しぶりに『エッセイ』を書きます。

最近は、吉田拓郎の歌などを聞いてるとハートチャクラが開きまくりで、昔のことを思い出します。( Open  the  Heart )



今宵は昔、昔の『MEIKOーSTORY』を書きます。

最近、
思い出すというか?

その体験は、今では霊能者としての、当時の体験を解明できて、その当時の登場人物の心の中を

解読でき、スピリチャル的に解明できています。

今の状態で学べるのです。

私は、記憶のヒダがあり、パラパラと当時の体験の内容が、脳内に、当時の風景や言葉たちや、香りや、体感や思いなどが出てきます。
体験の記憶の情報を引き出せるので、当時の状態を詳しく文章に書けます。
(霊能者、あるある。)


それでは、久しぶりの『エッセイ』を書きます。


         『いいよ、いいよ、大丈夫。』


私がまだ、東京で看護学校の生徒だった頃、見習い看護師として病院で働きながら学校に通っていた。

その病院に入院患者さんの若い男の子、当時18歳くらいの人がいました。

私が19歳でまだまだ、子供でした。

白衣を着て、パタパタと仕事をこなしている私の姿を、彼はニコニコしながら見ていました。

『今日も元気ですね〜。明るいですね〜。』といつも、目線を送ってくれていました。

私も、ニコリと笑顔で手を振っていました。(アイドルみたいに。)

昔は、白衣もミニスカートみたいでした。

患者さんのシーツを変える度に、おじさまたちは、座って、白衣の中を覗き込もうとしていたり、ふざけて、剥がしたシーツを私の頭から身体を包み込み、わざと『看護婦さん、大丈夫ですか?』と抱きしめて、ハグしたり、みんなでふざけていました。

病室のみんなは、そのような様子を笑いながら大笑い。

今の時代であれば、セクハラやパワハラなどとうるさいでしょうが、昔は、冗談で済んでいました。

私は『あ〜あ、またやられたなぁ〜』とシーツ交換をしていました。

そんなことは、日常茶飯事です。

そんな時に、18歳の男の子が、バイクに乗っていると聞き、私は興味があり、『いいですね〜。私は1回もバイクに乗ったことが無いんです。バイクて気持ちがいいのですか?』言いました。

彼は『いいですよ、僕が退院したら、バイクに乗せますから、待っていてね。』と言いました。

みんなに内緒で、彼が退院してから、ふたりで外で会って、バイクに乗せてもらいました。

400CCの大きなバイクで現れた彼がフルフェスヘルメットを丁寧に私の頭にかぶせてくれました。

顔が変形するんじゃないか?

締め付けられる感じが嫌でした。

バイクで二人乗りをして、風を切りながら走りました。

私は、そんな体験はないし、怖いし、夏なのに、軽い服装をしているから、パタパタとブラウスが揺れて、ガタガタお尻に振動がきて、怖かったから、彼の腰にしっかり捕まり、背中に顔を押し付けて、走りました。

好きでもないけど、怖くて彼の背中に押し付けている私は、なんか不思議な感じでした。
(女って、そんなことができるのですね。)

しばらく走って、なぜか『バイクを運転したい。』と思った私は、彼に『あの危なくない、横道で少しばかり、私に運転をさせてもらいたい。』と頼みました。

興味津津の私は、『大丈夫、私はスポーツしていたし、少しだけ、少しだけ、自転車にも乗れるしね。』と強引に彼に頼みました。

『大丈夫かな〜。少しだけですよ。』

『これアクセル、これブレーキ強く握ってね。しっかり握らないとね。指が小さいから、大丈夫?握れる?少しだけね。』心配そうに、強引な私の頼みを聞いてくれました。

私は、自転車に乗る感覚で、大丈夫だと思った。

彼の丁寧な説明に『うん、うん』と頷いていました。

心配して、彼が後ろに乗りました。私の腰をしっかり握ってくれました。
『ヨシ!行くぞ。』

彼に言われた通りに、アクセルやハンドルさばきをしようとしたら、勢いが良すぎて、ブオンと大きな音を立てました。

一瞬の出来事。

私とバイクと彼は、空に舞い上がった。

前輪が勢いよく、空に舞い上がり、まさしく『ウイリー状態』前輪だけの走行。

彼が、『あー危ない、すごいウイリーだ!』と大声をあげました。

『ウイリーて何?怖い〜!』

彼は、そのような状態でも、私の体をしっかりと抱きしめて離さないでいてくれた。

ふたりは空を舞った。

そのままバイクは大きな音を立てて、勢いよく横転した。

まるでエクストリームスポーツのように、命の危険が起きるかもしれない、人間離れしたテクニックを私はしてしまったみたい、その上にバイクと共に転んでしまった。

当時の私の体重は47キロくらい。

彼も痩せ気味。

空を飛ぶはずだ。

400CCのバイクと私と彼は、その場に倒れたまま。

『痛い〜。』私は左の腕を大きく怪我をして、血だらけ、彼は足を痛めている。
彼はバイクに乗る人だから、厚い洋服を着ていたから、傷は深くない。

頭と顔はフルフェスヘルメットのおかげで無事。

私は、倒れたまま目を開けて、周りの状況を把握した。

道路の横に、小さな小川が流れていた。

川を挟んだ向こう側に、驚いたおばさんが立って、私たちをみていた。

『きっと、あのおばさんが私たちを助けにくる。』と目を閉じた。

目を閉じると現実から逃れられるような気がした。

心臓はバクバク大きな鼓動を響かせていた。

このまま、目を開けなければ、夢で終わるかもしれない、、、。

私は目を閉じたまま、バイクから出る匂い、アスファルトの匂い、そして血の匂い、、、。

『あ〜これは現実なんだ、、、。』と思った。

彼は、すぐに起き上がり、『大丈夫?大丈夫?」と心配そうに私の体を起こしてくれた。

『うん、うん。きっと大丈夫。あなたは?』

『ごめんね、ごめんね、本当にごめん。』彼は懸命に泣きそうな顔で私に謝っていた。

『私こそ、ごめんね。バイクが壊れたんじゃあない?あなたは怪我なはい?ごめんね。ほんとにごめんなさい、、、。』
半泣きで、互いに謝っていた。

誰も助けに来ない、周りは生きている私たちをみて大丈夫だと思ったか?

ヤンキーに見えたのか?

誰も助けてくれない。

東京の街は冷たい、、、。と思った。

私は、壁に寄りかかり、体育すわりをして、顔を伏せて怖くてメソメソ泣いていた。

腕が痛い。

血が止まらない。

彼は私を抱きしめて、頭を撫でていた。

彼もこのような体験で、焦っていた。

息をするのも苦しかった。

ハァ、ハァと荒い息のままふたりの顔が近かった。

ずっと、昔からの恋人のような錯覚をした。

全身の力が抜けた私を彼に受け止めてもらった、、、。

彼も若かった。

まだ、18歳。

私は誰にも迷惑をかけたく無いから、救急車は呼ばなかった。

傷の具合を見れば分かる。

『私はどうしたらいいのか、、、?これからどうしたらいいのか?』と考えていた。

その瞬間、私の意識の中から、ポワーンとなんだか不思議な感覚が湧いてきた。

『私はこの人と結婚をしないといけない。こんな苦しみをふたりでしたんだから、私たちは死ななかったし、もう、他人の関係ではない。誰よりも近い存在だ。結婚しないと。』と思った。

別に付き合ってもいないし、男女の関係でもないのに、『結婚しないといけない。』と思った。

看護婦見習いの私。

バックから急いでハンカチを出して止血をした。

身体についた泥をぬぐい。

彼に言った。

『結婚しないといけないよ。きっと結婚しないといけない、私たち。』

私は19歳、彼は18歳。

彼は、『うん。いいよ。僕はメイコちゃんだったら、結婚してもいい。』

『うん、また、ゆっくり話をしようね。』

『そうだね。』

私たちは目的地に着く前に、帰った。

帰ってから、静かに考えた。

ゆっくり考えた。

『結婚、あの時に、本気でそう、思った。でも、あまり好きでは無いし。どうしよう。』

でも、日にちが過ぎると、その意識は薄らいでいった。

『私は彼のことを、そんなに好きでは無いし、将来は田舎に帰ってきなさいと、父に言われているし、結婚はできない。学校にもいかないといけないし。』そう思った。

しばらくしてから、彼に再度会って『ごめんね。結婚できない。将来は田舎に帰るから、ごめんなさいね。』と伝えた。

『うん、僕は、初めて会った時からメイコちゃんが好きだったから、本気で結婚してもいいと思ったよ。でも、メイコちゃんは看護婦さんにならないといけないし、今すぐ、結婚はあり得ないよね。』

『うん、ごめんなさい。でも、私、あなたよりも年上だよ。なぜ好きになるの?』

『年なんか関係ないよ。全然関係ない。好きだから。好きなんだよ。』

その彼の一所懸命な気持ちと優しい気持ちを聞いて私は、彼のことを、なんだか好きでも無いのに、また迷ってしまった。

『どうしようか〜。結婚したら、徐々に好きになるかもしれないし。』

迷いながらでも意識の瀬戸際で『ダメッ!』と思った。

一人で心の中で葛藤していた。

彼に対して、彼に対して申し訳ない気持ちになった。

私は彼に『やっぱり結婚できない。大丈夫?それで大丈夫かな?ごめんね。』

私から言い出した『結婚』という言葉。

私は彼の顔を覗き込みながら様子を伺っていた。

彼は、優しい笑顔で『いいよ、いいよ、大丈夫、大丈夫だよ。ありがとうメイコちゃん。』と
私を優しい笑顔で包み込んでくれた。

なんか変な関係、、、。

『もう、会わないようにしようね。』彼に伝えた。

『もう、会わないの?結婚しなくてもお付き合いしようよ。』

『うんん、もう会えないよ。ごめんね。』

『うん、わかったよ。ありがとうね。怪我させてごめんね。傷は大丈夫?心配だよ。好きだったよ。ありがとね。』

私の腕の傷は、まだ生々しくて痛かった。

でも、彼の切ない気持ちを考えたら『痛い。』とか『辛い』とかは言えなかった。

『あ〜こんな傷くらい、すぐに治るから、平気だよ。こちらこそ、迷惑かけてごめんなさいね。ありがとう。バイク壊してごめんね。』

私は彼に自分の気持ちを伝えて、離れた。

私が19歳、彼が18歳。

あの時に『結婚』なんてこと言わなかったら、ピュアな彼を惑わすことなんかなかったのに、本当に申し訳なかった。と思った。



『スピリチャル観点で『事故、怪我、結婚の関係性』を解読します。
空に舞い、横転した時に、瞬間的に互いのエーテル体が交錯して、混じり合い、感情体、思考体が全部混ざり合い、肉体関係なく、互いの気持ちや感情をシェアーしてしまい、彼の好意を私の魂が感じ取り、『結婚』という言葉を出した。

彼の潜在意識が、まだ18歳だけれども、『結婚」を少しなりとも意識してしまい、私の意識が反応して彼の潜在的な願望を無意識に叶えてあげないといけない。と思い『結婚』この言葉を語った。このように解明できました。』

今になり、その現象が理解できるけれど、もっと彼の気持ちに答えてあげればよかったな、もっと優しくしてやればよかったなとか、そんな風に感じました。

18歳の少年の純粋な優しさや思いをきちんと受け取り、もっと時間を共有してあげればよかったなと思います。

大人になり、あの純粋なエネルギーに対しての私の無責任な反応と言葉たちと行動は彼の心をたくさん傷つけてしまったかもしれない、、、。

でも、私だってまだ19歳の幼い気持ちの表現しかできずに流してしまった関係性に対して、今だったら、、、。と思うのですね。

ご飯食べたり、遊びに行ったり、映画に行ったりすればよかったのかもしれない。

なんなら、男女の関係だって、、、。

いけない、ますます、相手を傷つける、愛と同情は別物。
はっきりとパッシリと気持ちを正直に言わないともっと傷つけてしまう。


ですから、今でも、優しいエネルギーの『いいよ、いいよ。大丈夫、大丈夫。』という言葉にすごく反応する癖がある。

後ろめたさと後悔と申し訳ない気持ちになる。

『いいよなんて言わないで、大丈夫なんて言わないで、もっと辛いとか、悲しいとか、苦しいとか表現してくれればいいのに、私はあなたの気持ちは分からないよ。ちゃんと言ってくれなくちゃあ、わからないんだからね。私があなたに甘えてばかりになるんだよ。だからきちんと言って、はっきり言って。』と言いたくなる。

だから、今でも、もごもごしている人には、『はっきり気持ちを言ってください。』と言ってしまうときもある。

そんな体験のエッセイMEIKO STORYでした。


それでは、皆様、次回。



あなたが今夜もぐっすり眠れますように、、、。




                        (スピリチャルカウンセラーMEIKO)







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スピリチュアルカウンセラーのMEIKOです。
スピリチュアルカウンセリング、スピリチュアルヒーリング、ヒーリングアート、ヒーリングポエム、ヒーリングフォト、ヒプノセラピー、エンジェルカード、エンジェルメッセージ、アロマタッチ、過去生回帰、など行っております。
あなたに、愛と光の癒しをお届け致します。

本のご紹介小さな天使から愛するあなたへ
小さな天使から愛するあなたへ

このブログの著者スピリチュアルカウンセラーMEIKOが2003年に出版しました。
天使からのメッセージを言葉に託し、慈しみ、許し、愛そして癒しを与えてくれる詩集。

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Material by Quartz